ガングリオン闘病記
- 2014年11月16日 -
今年の6月頃から左手首の親指の骨の1番付け根辺りにガングリオンができました。
ガングリオンとは、関節付近にゼリー状の液体がたまってできる膨らみです。
押すと結構堅いです。
その膨らみ自体には特に害がないらしいのですが、
少しずつ大きくなってきて気になったので、これまで病院で4回治療しています。
一応、専門は整形外科のようです。
注射でゼリー状の中身を抜き取るだけの治療が多いので、
外科・皮膚科・形成外科なんかでも対応してもらえるとは思います。
先程、「4回治療している」と書きましたが、
ガングリオンの厄介なところは再発性の高さです。
ゼリー状の液体を覆っている膜がうまく潰れたまま固まってくれればいいのですが、
注射の穴が塞がってから、再度ゼリー状の液体が溜まりだすことがあります。
私は医師の勧めもあり、注射での治療後、
患部に丸めたティッシュを当てて、テーピングしていました。
1回目の治療後は4日間、
2回目の治療後は1週間、
3回目の治療後は2週間、
4回目の治療後は1カ月
テーピングし続けました。
1~3回目はテーピングをやめると膨らみだしました。
また最初の方は知識もなかった為、かなりゆるくやっていましたが、
最後の方はキツキツでした。
実は3回目の治療後のテーピングをやめて様子を見ていた時、
ガングリオンは最も膨らんで手首の神経を圧迫し、痛みが出るようになりました。
こうなると手術も視野に入れないといけないようです。
しかし、重要な血管や神経が多数走っている手首は
一般の整形外科の医師では難易度が高いようです。
私は知り合いの医師の勧めもあり、手外科という聞きなれない専門医を尋ねました。
色々と手外科の先生にお話を伺ったのですが、
手術しても再発率は20数%あるらしいです。
さらに手術跡も残り、患部が堅くなるので
再発時の再手術は難しいらしいです。
いやー、これはさすがに迷いましたね。
結果、4回目の注射治療で治らず、
痛みが出るほどに膨らんできたら手術するということにしました。
その為、4回目の注射治療後は、一切の妥協をせず、
キツキツのテーピングを1カ月続けた訳ですが、
今のところ、少しだけ膨らんでいるものの再発は止まったようです。
ガングリオンができる人は意外と多いようですので、
私の経験がどなたかのお役に立てれば幸いです。
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